新たなダンボールの情報!

新たなダンボールの情報!

同じパソコンがソフトウェアを入れ換えるだけで、ワープロになったり、高級電卓になったり、データベースから情報を検索できるようになったり、電話を通じて仲間の間でパソコン通信を楽しむことができたり、あるいはゴルフや囲碁のゲームマシンになったりするのである。
ビデオにはVHS方式とベーダ方式があり、それぞれの標準規格に沿ったビデオソフトであればどの装置でも楽しむことができる。
しかし、VHS方式のビデオテープをベータ方式のビデオプレーヤで再生したり、ベータ方式のビデオテープをVHS方式のビデオプレーヤで再生することはできない。
パソコンの場合もこの規格にあたるものがある。
それはOS(オペレーティングシステム)とよばれる。
パソコンの世界では現在のところ、MS−DOSとよばれるOS(規格)が一般的であり、ゲームソフトの一部をのぞくパソコン用パッケージソフトのほとんどはMSlDOS用である。
日本でもっとも普及しているパソコンである日本電気のPC9800シリーズ(図1・4の右)はこのMS‐DOSを採用している。
それに対して、最近日本でも普及がめざましいアップル社のマッキントッシュ(図1・4の左)はMS−DOSとは別の独自のOSを採用している。
ビデオプレーヤの場合と同様、MS−DOSパソコン用のソフトはマッキントッシュでは利用できないし、マ。
キント。
シュ用のソフトはMS‐DOSパソコンでは利用できない。
ちょっと混乱するかもしれないが、パソコンはビデオプレーヤと違って最初から標準規格になっているわけではない。
OSも一つのソフトウェアであり、OSを入れ換えることもできる。
たとえば、MS−DOSのほかにもウィンドウズやOS/2といったOSがあり、それぞれに対応したソフトウェアが発売されている(ウィンドウズはMS‐DOSの上にさらにウィンドウズ用の機能を付加したものである)。
自分のパソコンをMS‐DOSの規格にしたり、ウィンドウズの規格にするには、そのためのソフトウェアが必要である。
OSもパ。
ゲージソフトの一つであり、MSIDOSは一万円程度、ウィンドウズは二万円程度の価格でパソコンショップの棚にパッケージソフトとして並べられている。
またパソコンによってはOSやウィンドウズが標準添付品として最初からついてくるものもある。
MS‐DOSやウィンドウズに対して、OS/2は現在のところ、対応したパ″ゲージソフトの数も少なく、企業内の利用が中心であり、一般の個人ユーザーが使うことは少ない。
パソコンの機種について、欧米そして日本以外のアジアの各国ではIBM‐PC互換機とよばれる機種が普及している。
これはIBM社から発売されているパソコン用のソフトウェアがそのまま利用できる機種をよぶ名前である。
IBM社以外の会社の製品でもIBM互換機であれば市販されているMS‐DOS用のソフトをそのまま利用できる。
欧米や日本以外のアジア各国ではOSとしてMS‐DOSを採用しているパソコンはすべてIBMIPC互換機であり、市販のソフトはどの機種でも利用できる。
それに対して日本の場合は同じMS‐DOSを採用していても、日本電気、富士通あるいは東芝などメーカーによって少しずつ違っており、たとえば日本電気のPC9800用のソフトを富士通のパソコンであるFMRや東芝のパソコンであるJ3100で利用することはできない。
この、日本製のパソコンの間で互換性がほとんどないという点は日本のパソコンユーザーにとって、また、日本のソフトハウスにとって大きな問題点となっている。
つまり、ソフトハウスは同じソフトであっても各メーカーの機種ごとにソフトを作らなければならないし、説明書(マニュアルとよばれる)もパッケージもすこしずつ変える必要がある。
これでは手間や費用が余計にかかってしまい、その分、ソフトの価格が高くなってしまう。
また、ソフトの販売店でも機種ごとに在庫をもたなければならないし、ソフトを並べる棚のスペースの確保も頭の痛い問題となる。
これまでのところ、日本電気のPC9800用のパッケージソフトの本数がもっとも多く、この面でPC9800を選択するユーザーも多かったが、最近では本書で取り上げるような主要なパ。
ゲージソフトの多くは各社のパソコン用に発売されるようになっている。
なお、日本IBMからDOS/Vとよばれる特別なMS−DOSが発売されている。
このDOS/VはIBM‐PC互換機用に利用できる日英両用のMS‘DOSであり、英語版のソフトウェアをそのまま利用できる。
また、DOS/V用に作られた日本語ソフトも利用できる。
つまり、日本IBMの日本市場向けのパソコンだけでなく、米国やアジア各国(香港、台湾、シンガポールなどでは毎年、数百万台のIBM‘PC互換機が製造されている)の英語版IBM‐PC互換機でDOS/V向けの日本語版ソフトが利用できる。
最近、IBM‐PC互換機の価格が急速に下がってきており、ある程度、パソコンに使いなれたユーザーにとってはこのIBM’PC互換機とDOS/Vの組み合わせも魅力的となっている。
ここまではパソコンを購入しようと考えている読者に対して、パソコンはビデオやCDのようにソフトを入れ換えることで、目的に応じて仕事や趣味に使うことができる機械であると説明してきた。
しかし、すでにパソコンを使っている人からは、せっかくパソコンを購入したけれどもあまり使う機会がなく、いつも遊ばせてしまっているという話を聞くことがある。
たまに使おうと思っても、ほこりだらけになっていたり、ノート型パソコンの場合は、バッテリーの充電が不十分で充電のためにしばらく待たされたり、最悪の場合、バッテリーが駄目になっていたりするという。
どうしてこんなことになるのだろうか。
「パソコンとワープロ専用機のどちらを購入したよいだろうか?」と迷ったあげく、パソコンを選択した人も多い。
たしかに、パソコンユーザーのほとんどはワープロソフトを購入するし、購入当初は手紙や年賀状作成などにパソコンを使い、なるほど便利な機械であると感心する。
しかし、手書きの葉書や手紙ですら滅多に書くことがなく、電話代だけがかさむ現代のことである。
最初はともかく、やがてパソコンの置き場が机の上から部屋の片隅に移動し、うっすらとほこりをかぶってしまう。
パソコンをすでに使っておられる読者の多くもそうした経験をもっているのではないだろうか。
だからこそ、もう一度パソコンを働かせるためにうまいソフトはないかと思って本書を読みはじめた、そんな方も多いのではないか。
勝手に推測してしまったが、当たらずとも遠からずではないだろうか。
パソコンを遊ばせている読者に対しては、せっかく購入したパソコンとワープロソフトであるし、なんとか活用する方法を伝授したいと思う。
しかし、パソコンにもさまざまな機種があるし、ワープロソフトだけでも数十種類はある。
しかも最近のワープロソフトは大変に高機能となっている。
特定のワープロソフトの活用法を具体的に紹介するだけでもすぐに一冊の本が必要となってしまう。
ということで、本書では特定のソフトを活用するための詳細には立ち入らない。
特定のソフトの活用法については数多く出版されている参考書を学習していただきたい。
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